TK-FBS039のスマートフォン用ホームボタンを他のキーに置き換え
* レジストリを変更しますので、自己責任でお願いします !
エレコムのキーボード TK-FBS039EBKの特長のひとつに、”ホームボタン”があります。スマートフォンで操作することを念頭に置いているので、AndroidやiPhoneで使え るホームボタンがついているというわけです。ところがこのキー、Windows上で押すと、Firefoxを起動します。この機能が必要であればよいのですが、普通 のキーボードだとここには頻繁に使うDelキーが配置されているものです。他のキーボードがそうなので、間違ってこの“ホームボタン”を押してしまうことになります。
このキーを無効にしたかったので、まずWindows内でどのキーとして認識されているか調べることにしました。色々調べていくと音楽再生や、メール起動 などに割り当てられるマルチメディアキーを使用し、インターネットブラウザ起動を行うキーコードを出力していることがわかりました。詳細に関してSKDelはこちら のサイトが参考になりました。
MSキーボードのホットキー割り当て変更のこと
http://plaza.rakuten.co.jp/noxious/diary/200910210000/
そ れではテスト。レジストリエディタを開き、"HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows \CurrentVersion\Explorer\AppKey\"の”7”の”Association"のキーのデータに入力されている"http"の値を削除する と、ホームボタンを押してもブラウザが起動しなくなります。これでホームボタンを無効化できることがわかりました。
次にこのキーをDelキーに割り当てたいのですが、複数のキーボードを使うことを考えると、Delキーをインターネットキーの入れ替えは都度設定の変更が 必要になるので、使い勝手が悪くなります。VBScriptを使ってDelキーをエミュレーションさせ、スクリプト経由でDelキーを入力させようと思い ます。インターネットキーなんて必要ないので、このキーを押すとスクリプトが起動するようにレジストリを変更します。 まずスクリプトの作成。Sendkeyメソッドを使ったものです。実行するとDelキーを押します。ここにアップロードしておきます。適当なところに保存して、拡張子 を”.vbs”に変更することで有効にします。このファイルをC:\Scripts\SKDel.vbs に置きます。
“ファイル名を指定 して実行”→”Regedit”→”エンター”→先ほどのレジストリキーに移動します。ここで先ほどのキーへ移動し、”Association”の名前を ”ShellExecute”に変更、値を”http”から先ほどのスクリプトを置いたパス C:\Scripts\SKDel.vbs に変更し、F5キーを押します・・・っとここで、このキーボードにはファンクション キーがないことに気づきました(^^; そしてレジストリエディタの終了をします。 ホームボタンを押すとDelキーが機能するはずです。
[embed width="500" height= "500"]http://www.youtube.com/watch?v=Uh_KqXA2bDs[/embed]
他のエレコムのモバイル用キーボード(TK-FBP019EWなど)にもホームボタンがついているようなので、この方法が応用できるのではないかと思います。
このキーボードのレビューはこちらにあります。
Elecom TK-FBS039は静音ワイヤレスキーボード
会議中にパソコンでメモしていると、とタイピング音が気になってしまいます。そういうつもりではないのですが、「タイピング速いだろ!」いわんばかりにカタカタッ、ターン!とまるで地獄のミサワばりのドヤ顔ならぬドヤタイピング音。コンパクトで折りたたみできるモバイル向けキーボードとPRされている TK-FBS039のAmazonの評価はさまざまのようですが、レビューでは触れられていない別の観点、静音キーボードとして使えないかと興味があり、購入です。
・シリコンキーボード
シリコンキーボードは、丸めることができる軟らかいキーボードとして販売されているものです。これがタイプしづらいという方もいると思います。触ってみると分かるのですが、タイピング音が小さいことが分かると思います。
・Windows非対応??
これをWindowsで使いたい・・・ところがエレコムのウェブサイトではこのキーボードはWindowsとの使用については対応表に載ってない…マニュアルにも言及されてませんでした。実際に買ってみて試したのですが、問題なく使用できます。ペアリングも最初に設定した以降は、キーボードの電源を入れた瞬間にONします。Mac配列だから対応していない、ということかもかもしれませんが、もしかしたら気づいていないだけで、Windows上での使用は何かの不具合があるのかもしれません。
・使用感
当初目的だった、打鍵音に関しては合格点です。ゼロではないですが、今手元にあるバッファローのBSKBB01と比べるとかなり静か。比べてみました。
[embed width="631" height= "620"]http://www.youtube.com/watch?v=9mOrxcRM0kg[/embed]
・まとめ
- 悪い点
- キーが柔らかくタイピングしづらい
- キーボード展開状態は固定できず真ん中で折れてしまうので、キーボードを膝に乗せたままタイピングができない
- ファンクションキーがない
- フラットなので、角度をつけるためのスタンドが必要。
- 良い点
- タイピング音は非常に静か
- 小さい割にキーピッチが広いので、コンパクトキーボードとしてはタイピングしやすい
- 折りたたんで収納できる
独特のキータッチ感、キー配列がなじまない方もいると思います。静かなタイピング音を求めている方には、オススメです。
ところで、このキーボードの右上には iPhoneなどのホームボタンをエミュレートするボタンがついています。これを他のキーに置き換える方法を以下の記事でご紹介しています。
秋田でシェールオイルがとれた記念! 旅行記
出張がてら秋田旅行へ行ってきました。いま秋田で話題になっているものといえば・・・シェールオイルです。米国やカナダなどでは掘削・抽出技術の進展により地下深くのガス、固形石油資源を回収することが可能になりました。このおかげでアメリカではガス輸入国から一気に輸出国へ転じ、またアフリカアルジェリア、中国などに大量に存在することが分かりつつあり、シェールガス革命として、一昨年ほどから騒がれてきました。そしてついに日本でもシェールオイルの試掘が行われたというニュースが!*1工場萌 え(ちょっと、工場とは違いますが・・)としてはいてもたってもいられず、レンタカー借りて試掘場を見に行ってきたのでした。
旅行記と写真を、掲載しておきます。
市内のガソリンスタンドになまはげの看板が。秋田ならではです。
末廣ラーメン。京都新福菜館ののれんわけ?なのか分かりませんが、その味の流れをくむラーメン屋さんなのだそうです。店内には新福菜館の写真もありました。醤油強め、肉たっぷり。ねぎはセルフサービスでした。
二軒目にはしごして、心粋厨房 獬(しえ)さん。
一日目に7時頃電話したところ、すでに予約で満席とのこと。二日目にリベンジ!ご夫婦二人で切り盛りされており、すごくお忙しそうでした。西は能登半島から北は北海道まで海の幸がたっぷり堪能できます。これはいくらとしょうがの和え物。
秋田といえば・・・このお店には焼酎もありましたが、秋田の地酒が充実です。マスターおすすめの阿櫻(あざくら)。目が覚める強烈な香り、辛口です!置いてある秋田の地酒全て飲み比べましたが僕は角右衛門 原酒 が好きでした。この日はひとりで行ったのですが、一人用に料理の量を少なくしてくださったり、いろいろと心遣いしてくださるお店でした。
おいしかった記憶があるんですが、これ、なんでしたかねぇw 何かのこのわた。
フィットをレンタル。運転開始後すぐこの有様。雨男なんです。
それでも、何とか晴れてくれました。由利本荘の道の駅。風車が間近で見れます。
由利本荘市内、鮎川へ。鮎川周辺に沿ってガスが分布しているのだそうです。ここではガスが湧いているのか、沼地に”火気厳禁”と消火栓が。
そしてシェールオイルの採取場所は、大変分かりづらいのです。地元の商店の方にお聞きし、やっと分かったのですが、「地元の人間でも最近知ったニュースだから、行ったことがない」とおっしゃっていました。そのあと迷いに迷い3時間。やっとそれらしき道をみつけたのでした。
ガタガタの砂利道を進み
ついに発見。鮎川A基地です。この時点で採取しているのかわかりませんでしたが、灯油のようなガソリンのようなにおいがほんのりとしました。
ここで日本ではじめてのシェールオイル採掘が行われたのかと思うと、感慨深いものがあります。後の発表では、採取可能量は大したことが無い(約500万バレル(日本の原油消費量の約1.5日分))*2 ということが分かったそうですが、採取したこと自体に意味があるものと思います。今回蓄積した知識、技術をもって海外で採掘を―なんてことができるとよいですね。
*1 シェールオイル国内初採取 「眠れる資源」開発弾み - 東京新聞 -
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/economic_confe/list/CK2012100402000163.html
Boottimerで起動しない時はマザーボードのボタン電池の交換が有効かも
Boottimerの自動起動が失敗する場合はボタン電池の交換が有効かも、という記事です。
最近、Boottimerで電源OFFからの起動ができなくなることが多くなりました。この現象はランダムに発生していました。Boottimerはタスクトレイのプログラムからシャットダウン時に内蔵時計を書き換えているそうなので、設定を変更後にBIOSから内蔵時計をチェックすると時刻が変わっているのが正常な動作となります。というわけで試してみたのですがここは正常に変更されており、問題なくBoottimerは作動していました。他の要因だろうと思い内蔵のボタン電池を交換しました。これが原因だったようで、その後は順調に起動してくれています。
はじめはエラーログを見てもよくわからなかった。
なぜこのようなトラブルが起きたのか解明しないと気が済まない性分なので、BIOS時計からのアラームの起動時の信号のやりとりについて調べようと思ったのですが、見当たりませんでした。(Wikipediaに内蔵時計について少し記載がありました)おそらく原因はこのようなところでしょうか。
BIOS内蔵時計から設定時刻にPCへ起動の信号を出している。
↓
ボタン電池が、内蔵時計は稼働できるけれども起動信号が出せない程度に電圧降下
↓
PC起動しない
今思えば電源ONしない現象がランダムに起こるのも電源周りの不安定さが原因となれば納得がいきます。実際に使い古した電池をテスターで電圧を測ったところ2.8V。定格3Vの新品電池は3Vを若干超える程度でしたので、やはり若干消耗しているのだろうということが分かります。
このボタン電池の交換作業中にひとつ問題になったのが、電池交換後に起動しなくなってしまったこと。以前BIOSのアップデート時にCMOSクリアした時は問題なかったのですが今回は電池交換→CMOSクリア後にPCがどうやっても起動しない。WEBで調べてみたところ、電源はもとよりPCIやUSB機器を抜いて「数日間放置」が有効とのことで、ボード類を外せるだけ外し1日待ってみたところ、無事BIOS起動しました。
原因がはっきりとせずもやもやした状態ですが、とりあえずトラブル解消です。
軽くて持ち運べるブックライト
出張先には必ずLEDブックライトを持ち歩いています。ベッドの手元にライトのスイッチがなかったり、照明がオレンジ色で読書しづらい時に、このライトに助けられています。
Landport FLB-203。
ラバー製なのでスタンドにしたり、
本にはさんで手で持ちあげたまま使うこともできます。
自動でオフいはならないので、電池切れするのがマイナスポイントかな。
Eee PC x Arduino
Eee PC 701が発売されたのは2008年なのだそうです。当時はiPadのようなタブレット端末などはなく、このコンパクトなサイズに当時出回りはじめたばかりのSSDが搭載されて30,000円ちょっとの価格でしたので大ヒット、ネットブックという言葉を作りASUSをPC部品メーカーからPC本体ブランドに昇格させた立役者だったと記憶しています。我が家ではiPhoneの影に隠れてしまいホコリをかぶっていたのですが、OSをUbuntuに入れ替えてTonidoを入れたりArduinoの開発ソフトを入れると快適に使えます。さすがにiPhoneでは給電+スケッチの書き込みはできませんから。この機体、あらためてみると画面は狭いですがなかなかいいデザインしていると思います。タブレットにとって代わられたこのサイズでノートPCが出ることはもうないでしょうから、大事に使っていきたいと思います。