Misfit Shine データの保存日数と装着位置について
Misfit Shine、二か月前に購入して使っています。Nikeの物などと比べると防水というのと電池交換が数か月は不要というのが、ものぐさな性格にぴったり合っています。
さて今回使っていて気になることがあったので、いくつか試してみました。
1. iPhoneと同期しない場合、データは何日間キープされる?
Shineはボタン電池採用のおかげで数か月は充電が必要ない点が、大変便利です。でも毎日iPhoneと同期させるのは面倒です。そうなると気になるのはデータの保存。こんな小さいボディにどれだけのデータを保存しておけるのでしょう?実験してみました。
実験内容
2週間間隔をおいて同期させる。同期ができるか?
結果。無事2週間分のデータが一度の同期で完了しました。
2. 装着位置による歩数の違い
もうひとつ実験を。Shineでは装着位置を胸、手頸、腰、足首から設定できるようになっていますが、設定できるということは装着位置によって歩数が補正されているはず。装着位置によって歩数にどのような違いがでてくるのか、チェックしてみました。
実験内容
装着位置:腰と、装着位置:腕(手首)の装着位置をShineアプリ上でそれぞれ設定し、会社から自宅までの約1.8kmを歩き、歩数とカロリー記録した。また、実際には腕に装着しているがShineソフト上での装着位置を腰にする、つまり設定が間違っていた場合どのような誤差が出るのかも実験した。以下の計4パターンで実験を行った。
- 実際の装着位置:手首、Shine設定の装着位置:手首 (設定位置:正しい)
- 実際の装着位置:腰、Shine設定の装着位置:腰 (設定位置:正しい)
- 実際の装着位置:手首、Shine設定の装着位置:腰 (設定位置:誤り)
- 実際の装着位置:腰、Shine設定の装着位置:手首 (設定位置:誤り)
これらを各二回ずつ行い、Shineアプリ上で歩数と消費カロリーを記録した。以下の表はこの平均値である。
結果は以下のとおり。
歩数
カロリー
- 設定位置が実際に装着している位置と正しい場合は、腰につけていても手首につけていても歩数に大きな差はなかった。(設定位置が正しい場合:0.8%、誤りの場合:8%)
- 装着位置を間違えた場合、いずれの組み合わせでも、正しい場合よりも値が大きくなった。実験では最大2.9%の差である。ただしカロリー値では誤差の値が非常に小さくなった。(0.2%)
- 歩数値とカロリー値では単純な比例関係にあると思っていたが、結果は異なっていた。激しい運動とそうでない運動を認識しているので、激しい運動や持続的な運動ではカロリーが増える、といった補正計算をしているのかも。