インカゼブログ - 中風博客

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WindowsサーチのインデックスキャッシュをSDカードに移しSSDへの負荷を減らす

* 2012/05/26

この方法で順調に使えていたのですが、キャッシュの作成が途中でとまってしまうエラーが発生。原因が特定できません。以下お試しは自己責任で。

HDDと比べSSDは寿命が短いといわれています。そこでSSD延命 => アクセス軽減のためにWindowsサーチのインデックスキャッシュをSDカードに移す方法をご紹介します。

Windowsサーチ

Vista以降標準の検索機能となっているWindowsサーチ(Windowsデスクトップサーチ)はファイルをインデックス化しておき検索時間を短くすることができます。アクセス速度が向上したSSDとはいえ数万のドキュメントから全文検索を行うとXP標準のコンパニオン検索ではかなりの時間がかかってしまいます。バックグラウンドで頻繁にアクセスしインデックスを作り続けるので、SSDに悪い気がしてなりません。eramには再起動で消えてしまうため移動させるわけにはいきません。

・SDカードを使い捨て

SDカードは4GBで980円!そこで高価なSSDの盾としてSDカードにキャッシュを書込ませ、SSDへのアクセスを減らしてはどうかな?と思いつきました。ところが・・・

Windowsサーチをだませ

XPではWindowsサーチ標準の設定でインデックス作成先をSDカードに指定できないようです。そこでSDカードへキャッシュ作成させるためにジャンクションを使えないか?と考えました。

ジャンクション設定ソフトはこちらから。インストール後右クリックでドラッグアンドドロップすると"リンクを作る"が出てきます。SDカードドライブのルート(マイコンピュータ→リムーバブルディスクの表示)をSSDの中にドロップします。

Make Hardlink Junction Windows XP

これでジャンクションと呼ばれるショートカットの仲間ができました。この際一度再起動が必要かもしれません。

Hard Link Property

・あとはWindowsサーチの設定で・・・動いた!

Windowsサーチの設定→"詳細オプション"→"インデックスの場所"を先ほど作成したハードリンクの場所にして"OK"します。するとリンクを作成したSSDの場所とSDカードの両方にインデックス関連のファイルが作成されはじめます。この時SDカード側の要領のみが増加すればジャンクションを使ってSDカード内にインデックスが作成されていることになります。

SSDへの負荷が減った!が・・・

この設定にして1週間、特に問題なく稼働しています。SSDには良い効果を与えると思いますが、SDカードの寿命がどのくらいもつのか?SDドライブは大丈夫?といった疑問は解消できません。これはもう少し使い続けてみないと分かりません。

*この方法はハードウェアに予期しないダメージを与える可能性があります。お試しされる場合は自己責任で。